中国メディアの環球時報は11日、中国の半導体産業に関する海外メディアの報道と文章を紹介した。

環球時報が最初に取り上げたのは、韓国・電子新聞の「中国の半導体生産能力は5年以内に40%増加する」という9日付の報道だ。

テックインサイツの予測によると、中国の生産能力は2024年の631MSI(MSI=100万平方インチ)から29年は38.7%増の875MSIに拡大するといい、電子新聞は「中国は半導体を戦略産業と位置付けて育成を進めてきた」と言及した上で18年に110億ドル(約1兆7300億円)だった関連企業の支出は23年に300億ドル(約4兆7200億円)近くに激増したと説明。そして「過去数年間の設備調達の爆発的な増加は生産能力の急速な引き上げに転化しつつある」などと指摘し、「中国は米国による制裁への対応に向け、独自の半導体サプライチェーン構築に取り組んでいる」と伝えた。

次はオーストラリアのPearls and Irritationsの10日付の文章で、文章は中国の代表的な半導体メーカーである中芯国際集成電路製造(SMIC)のような企業が先進製品の生産拡大のために国内の半導体製造装置メーカーと密接に協力しても不思議ではないと言及。「最終的にこのような協力は、米国の制裁下でも古い設備を使ってより先進的なチップを生産することを可能にする」と論じた。(翻訳・編集/野谷)