半導体の受託製造で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の海外工場に関連し、台湾ポータルサイトのYahoo!奇摩に12日、「従業員の間で海外駐在先として一番人気なのが日本だ」とする記事が掲載された。

TSMCは熊本のほか、米西部アリゾナ州フェニックスで工場建設を進めており、欧州初となる独東部ザクセン州ドレスデンの工場も年内着工を発表している。

記事によると、「肝臓を売りに行くようなもの」とも言われるTSMCの残業文化は常に議論の的になっている。

TSMCのあるエンジニアは、海外駐在に関して同僚の間では日本が最も人気があると語る。日本での勤務経験がある台湾人従業員は、日本人エンジニアが「定時で上がる」ことを明らかにした。

海外駐在は良い経験になるので挑戦したいと考える人が多いが、駐在先としてはやはり距離的に近い日本が人気だという。

一方、米国やドイツはTSMCの24時間稼働による交代制勤務や残業文化に適応できないとみられることから、「外国人のエンジニアが残業しなければ、管理者は最終的に、台湾人のエンジニアに残業を割り当てることになるだろう」との声も聞かれたという。(翻訳・編集/柳川)