台湾・ミラーメディアは19日、台湾で優先席(台湾では「博愛座」)をめぐる議論が頻発する中、日本の驚くべき光景が話題になっていると報じた。

記事は、「台湾MRT(都市鉄道)で近頃、『優先席に座るか、優先席は譲るべきか』との議論が巻き起こっている。

18日にも、体調不良のため優先席に座っていた若い男性を、中年男性が汚い言葉でののしり、平手打ちまでした騒動が人々の怒りを買った」と説明。一方で、SNSでは日本の電車内のある光景について「驚いた。台湾では見たことがない」と話題になっていると報じた。

それによると、日本にいるある台湾人ユーザーが1枚の写真を投稿した。写真には電車内で高齢の男女がつり革をつかんで並んで立っている目の前で、若い女性2人が座席に座っている様子が写っている。投稿者は「この光景は台湾で最近、論争になっている優先席問題と非常に異なる文化的国情を示しており、優先席の意義とは何かを真剣に検討しなければならない」と評した。

この投稿に、他のユーザーからは「日本人はみんな他人に迷惑をかけたがらないから」「前に日本で席を譲ってみたら、相手は困惑したような顔で断ってきた」「初めて京都に行った時におじいさんがいたので席を立って譲ったら、険しい表情で『×』のポーズをされてカルチャーショックだった」「日本では子どもの頃から他人に迷惑をかけないよう教育される。妊婦ですら席を譲られることは少ない。なぜなら彼らは『あなたの不便は私が生み出したものではない』と考えるから」「日本に行った時に足が疲れていたら年上の人に席を譲ってもらって感激した。日本では優先席は『必要な人』が座る席という認識なんだ」などのコメントが寄せられたという。

また、「台湾では年寄りが常に座りたがる」「台湾では(年寄りが)一日じゅう他人に迷惑をかけっぱなし」「台湾には席を譲るよう要求する老人しかいない。要求が通らないと罵倒してくる」との声がある一方で、「私はお年寄りから席を譲るよう強要されたことはない。

逆に、座ってくださいと声をかけたら『すぐ降りるから(大丈夫)』と言われる」との声もあったと、同記事は伝えている。(翻訳・編集/北田)