日本で痴漢被害に遭った台湾の地方自治体の首長がSNSで日本への愛を語った。

台湾・新竹市東区埔頂里の里長を務める何芝寧(ハー・ジーニン)氏は「最も美しい里長」とも呼ばれる人物。何氏は先日、東京のJR大塚駅付近の路上で酒を飲んでいた男につけまわされ、尻を触られるなどの被害に遭ったことをインスタグラムのストーリーズで報告していた。

そして、18日にインスタグラムを更新し、改めて事件に言及。「今回の騒動が日本のニュースに取り上げられ、一部の政治的な言論に発展し、台日関係を悪化させようとする動きも見られました。そのため、状況を説明させていただきます」とした上で、「私に嫌がらせをしてきたのは日本人ではなく、外籍人士(外国人)。そして、たとえ日本で嫌がらせを受けても、それで日本を憎むことはありません」とつづった。

また、犯人を追跡し、調書を取る際には通訳も手配してくれたという日本の警察に「本当に感謝しています」との思いをつづり、警察からの「今後も日本に来ますか?」という質問に迷わず「来ます!」と即答したことを明かした。

さらに、「海外では夜遅く一人で出歩かないようにすることを学びました。言語や環境に不慣れなため、助けを求めてもどのように伝えればいいかわからないこともあります」とし、台湾の女性に向けて「何か問題が起きたときには、まず自分を守ることが大切です。助けの手が差し伸べられるとは限らないので、頼りになるのは常に自分自身です」と呼び掛けた。

何氏は「今回の嫌がらせ事件は単なる一例であり、日本の良さに影響を与えるものではありません。一人の外国人による行為で、日本の治安を全面的に否定することは避けたいです」とし、最後に「台日友好」を呼び掛けた。

何氏はこの文章と共に、自身が好きだというメタモンのグッズの写真や、ハートと日本の国旗のスタンプが付けられた東京の夜景写真などを一緒に投稿している。(翻訳・編集/北田)