2024年6月20日、韓国・聯合ニュースは「今年は韓国を訪れるタイ人観光客が急減しており、当面は回復しないとの見方が出ている」と報じた。

昨年、タイのSNSで「韓国で入国を拒否され不当な扱いを受けた」との投稿が話題になり、「韓国旅行禁止」というハッシュタグが流行した。

一時は下火になったが、タイ人の韓国訪問激減が伝えられたことで、タイメディアが「電子渡航許可証」(K-ETA)問題などを扱い出した。最近、再びこのハッシュタグを使った投稿が増えているという。

タイの英字紙バンコク・ポストによると、タイ国旅行代理店協会(TTAA)のチャルン・ワンガナノン会長は、「韓国入国拒否報道が相次いでおり、タイ人観光客はK-ETAや厳格な入国規制を避け、韓国以外の国に目を向けている」「韓国がタイの観光客からの信頼を取り戻すには少なくとも1~2年はかかるだろう」と話しているという。

「韓国旅行禁止」運動が始まる前、韓国はタイで人気の3大旅行地の一つだったが、「そういう時代は終わった」とも話している。価格が安くさまざまな観光商品があり、ノービザで行けて入国拒否もされないベトナムや中国が人気で、韓国を追い抜いたという。「下半期は費用削減のために近場への旅行が人気となりそうだが、最も人気の旅行先は円安が続く日本になるだろう」と伝えている。

今年1~4月に韓国を訪れたタイ人観光客は11万9000人で、前年同期より21.1%減少した。コロナ禍前、東南アジア諸国で韓国訪問が最も多かったのはタイだったが、現在はベトナムとフィリピンに押され3位となっている。主要国からの訪韓観光客が増加しているなかでタイだけが減少した原因について、観光業界は「入国拒否問題とそれに伴う反韓感情」だと指摘している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「あっそう。来なくていいよ」「この会長さんは遠回しに入国審査を緩くしろと脅してるのか?」「(入国拒否は)自業自得じゃないか」「観光客?半数以上は入国後に逃げて不法滞在するようなタイ人には来てもらわなくて結構」「10万人が入国したのに6万人しか出国しないという国でしょ。不法滞在目的の人が来尽くしたから減少しただけだろうに」「韓国経済に観光が占める割合は2.8%。

不法滞在者が押し寄せて治安問題を起こすくらいなら、来ないほうがまし」など、冷ややかなコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)