2024年7月18日、韓国・中央日報は日本メディアの報道を引用し「元フィギュアスケート日本代表の浅田真央が、過去にライバルだった元韓国代表のキム・ヨナとの競争構図が苦しかったとの思いを語った」と伝えた。
日本メディアの報道によると、浅田は06年トリノ五輪金メダリストの荒川静香との対談で「(10年バンクーバー五輪前の)18歳のときにキツイ時期がきた」「そこから基本的にずっと苦しかった。
中央日報はこの発言を紹介しつつ「対談で言及があったバンクーバー五輪で、浅田は女子選手として初めて3回のトリプルアクセルを成功させて個人新記録(205.50)を達成した。しかしその後登場したキム・ヨナの世界記録(228.56)により金メダルには届かず、『自分のできることはできたが悔しい』と涙を流した」「14年ソチ五輪でもショートプログラムでプレッシャーに打ち勝てず、冒頭のジャンプから転倒するなどミスを連発して55.51点という低い点数を記録し、最終的に6位にとどまった」などと説明している。
また「日韓を代表するフィギュアスケート選手だった浅田とキム・ヨナは同い年で、幼少時代から共に成長してきた。国際舞台での対決を何度も重ねて発展した『長年のライバル』関係とされている」「浅田は17年の引退式で、キム・ヨナについて『お互いに良い刺激を与えながらずっとスケート界を盛り上げてきた』と語った」などと伝えている。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「浅田真央は立派な選手だった」「最高になれなくても最善を尽くす選手だったよね」「実力や成績は関係なく、浅田真央は外見も性格も良くて素晴らしい選手だった。大韓民国も浅田真央を愛している」「怠けてしまいそうな日は『今ごろ真央は何をしているだろうか。私みたいに怠けているだろうか』と考えていた。これはヨナの名言の1つ」「ヨナの時代が恋しい。最近のフィギュアスケートは後退している気がする。空中で5回回れる時代が来たとしても、芸術性がなければ感動はない」「浅田もヨナもかっこいい選手。