パリ五輪卓球男子団体に出場している張本智和の「言い直し」に中国で称賛の声が上がっている。
5日に行われた卓球男子団体の初戦で日本はオーストラリアと対戦し3-0で勝利。
注目を集めているのは張本が日本のメディアのインタビューを受けた際の映像。張本は次戦の相手について「台…」と「台湾」と言いかけて言葉を止め、改めて「チャイニーズタイペイ」と言い直した。
中国は五輪等で「台湾」ではなく「チャイニーズタイペイ」の呼称の使用を主張しており、東京五輪の開会式の入場時にNHKのアナウンサーが「台湾」と紹介したことが物議を醸したこともある。
中国のSNS・微博(ウェイボー)では「張本智和が言い間違いを緊急撤回」がトレンド2位に浮上。ネットユーザーからは「危うくまた14億人から批判を浴びるところだったな」「超絶的な政治敏感度だ」「なかなか素早い反応だ」「張本はますます世間というものを理解するようになっている」「はははは。かわいい」「愛らしい子だよ」「ますます彼のことが好きになっていく」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)