パリ五輪卓球男子団体準決勝で日本がスウェーデンに大逆転負けを喫したことが中国でも話題になっている。

7日に行われた準決勝、第1試合のダブルスは戸上隼輔/篠塚大登ペアが第1ゲームを落とすもその後3ゲームを連取し1勝。

続く第2試合は張本智和がトルルス・モーレゴードとのエース対決を3-1で制して2勝目を挙げ、決勝進出に王手をかけた。

ところが、第3試合の戸上、第4試合の篠塚は共に競り負けマッチカウント2-2に。迎えた第5試合は張本が2ゲームを連取し、あと1ゲームまでこぎつけるも、ここから2ゲームを奪われタイに。最終第5ゲームも9-9まで競り合う熱戦を繰り広げたが、最後は2ポイント連続で奪われて敗れた。

試合終了後、張本は崩れ落ち、床に突っ伏して悔しさをあらわにした。日本は中国対フランスの敗者との3位決定戦に回ることになった。

<卓球>「張本智和崩壊」中国でトレンド1位に
張本智和

中国のSNS・微博(ウェイボー)では「張本智和崩壊」がトレンド1位に急上昇。ネットユーザーからは「張本がまた負けた。彼の実力は正直なところどうなの?」「中国選手の研究しかしていないからじゃないのか?」「こんな調子じゃ銅メダルも危うい」など厳しい声もあったが、「ああ、彼がかわいそうになってくる」「胸が痛い。男子シングルスではくじ運に恵まれずにメダルを逃し、団体でもまた。彼が頭を抱える姿を見ると、本当に…(つらい)」「疲労があったからじゃないか。銅メダルを取ってほしい」といった声も寄せられている。

(翻訳・編集/北田)

編集部おすすめ