パリ五輪卓球男子団体準決勝でスウェーデンに逆転負けを喫した日本の張本智和のショッキングな言葉が、中国のSNS上でも反響を呼んでいる。
7日に行われた準決勝で、日本は第1試合のダブルス、第2試合の張本の勝利でマッチカウント2-0とリードするも、第3、第4試合を落として2-2に。
中国のスポーツメディア・網易体育は日本のデイリースポーツの報道を引用し、張本が試合後に「死んで楽になるなら死にたい。こんな思いするくらいなら…。この現実を受け止めなくていい方法が死ぬ以外にあるなら、それがいいですけど…」と衝撃的な言葉を口にしたことを紹介。また、「(3位決定戦は)今の気持ちで頑張りたくないです。もう本当に力は残ってないです。でもやるしかない」と悲壮な思いであることも伝えられた。
中国のSNS・微博(ウェイボー)では関連ワードが急上昇しトレンドトップ10入り。ネットユーザーからは「うわ。そんなこと言わないでほしい。銅メダル戦、頑張って(泣)」「かわいそうで胸が苦しくなる」「張本、君はすごいよ」「本当に残念。
また、「張本お疲れさま。兼三(シングルス、混合ダブルス、団体の3種目に出場すること)は本当に大変だよ(涙)」「ゆっくり休んでほしい。兼三の選手は本当につらい」「兼三をやってるだけで偉大。スポーツに勝ち負けがあるのは仕方ないこと」「張本は本当に大変だった。兼三の選手はリスペクトに値する。会場で見ていたけど、本当に惜しかった」といった声も。
このほか、「メンタルケアをしてあげるべき。彼にかかるプレッシャーが大きすぎるんだよ」「人生は卓球だけじゃない。しっかり勉強して、生活して、家族に寄り添ってほしい」「張本くん。生きている以上に大事なこと、幸せなことはないよ。努力をしてきた人が苦痛の中に落ちていくべきじゃない。