水素エネルギー設備産業パークプロジェクトが四川省眉山市天府新区で建設されることが分かった。同プロジェクトは四川金星クリーンエネルギー設備集団(金星集団)が投資・建設する。

水素エネルギー設備の研究開発、検査、製造を一体化し、「成都本部開発+眉山実用化」モデルを実現し、中国最大規模の水素エネルギー設備産業拠点を構築する。科技日報が伝えた。

同プロジェクトの責任者で、金星集団総裁補佐の甘新偉(ガン・シンウェイ)氏は、「同プロジェクトの投資総額は10億元(約200億円)で、今年10月に着工する予定。中国西部国家レベル水素エネルギー設備研究開発検査センターや、四川省水素エネルギー産業イノベーションセンター眉山サブセンターなどの建設を計画しており、2027年10月までの完成と運用開始を予定している。プロジェクトの完成後、500人以上の研究開発者及び産業労働者が勤務することになる」と説明した。

甘氏はさらに、「水素エネルギー産業チェーンの中心的な企業としての金星集団は本プロジェクトを担い手に、中国最大の研究開発、生産、応用を一体化した水素エネルギー産業モデル拠点を構築する。眉山天府新区の水素エネルギーおよびクリーンエネルギーの展開に重要なサポートを提供する」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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