2024年9月2日、韓国・毎日経済は「半導体と自動車の輸出好調により、今年前半の韓国の輸出増加率が世界貿易機関(WTO)の主要国のうち1位を記録した」「輸出額基準では6位の日本との差を大幅に縮め、5大輸出強国の座に近づいた」などと伝えた。
記事によると、韓国の今年前半の輸出増加率は9.1%で、WTO主要国のうち1位だった。
韓国の今年前半の輸出額は3350億ドル(約48兆9000万円)で7位だったが、上位国との差が縮まった。輸出額基準では中国(2兆178億ドル)が1位で、米国(1兆264億ドル)が2位、3位以下にはドイツ、オランダ、イタリア、日本が続いた。
韓国の輸出増加率が他国より高かったのは、韓国が輸出競争力を持つ半導体と電子機器の需要が世界的に増加した影響が大きかった。今年前半の半導体の輸出は50.9%増加した。AI関連産業の需要が高まり、サーバー・企業用メモリの輸出が急増した上、メモリの固定価格も2桁の上昇傾向を維持した。さらに、ハイブリッド車と内燃機関車を中心に自動車輸出も善戦したという。
韓国産業通商資源部のチョ・イクノ貿易政策官は「半導体と電子機器の業況改善により同分野の輸出が急増し、自動車や船舶など他の主流製品の輸出も全て好調だった」とし、「このような輸出ポートフォリオを持つ国は世界でも珍しい」と説明したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「高く大きく羽ばたく大韓民国」「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は本当によくやっている。韓国ファイト」「うれしいニュース。韓国は輸出で暮らす国だ。
一方で「それだけ去年がひどかったということでしょ」「増加率ではなく金額で話をするべきでは?」「それで国民の生活はよくなっているの?」などと指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)