サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選の初戦で日本が中国に7-0で大勝した。
5日に埼玉スタジアム2002で行われた試合は、序盤から日本がペースを握ると、12分に久保建英のコーナーキックからキャプテンの遠藤航がヘディングでたたき込み先制点を挙げる。
後半の頭から選手交代をして5バックに変更した中国に対し、日本はさらに畳みかける。52分に左サイドを抜け出した南野拓実が相手DFをまた抜きで交わしてサイドネットに蹴り込むと、その6分後にも再び南野が中央を抜け出し、冷静に流し込み4-0とリードを広げる。
さらに77分には代表復帰となった途中出場の伊東純也のシュートが相手DFに当たってコースが変わりゴールに吸い込まれる。87分には伊東のクロスに前田大然が飛び込み6点目。後半アディショナルタイムには伊東からのパスを受けた久保が豪快に蹴り込んでダメを押した。
中国のSNS・微博(ウェイボー)では「中国0-7日本」がトレンド1位に。スポーツメディアの直播吧は「惨敗!」と見出しを打ち、「中国は試合を通じてシュートわずか1本、ボール保持率わずか2割だった」と伝えた。同じくスポーツメディアの新浪体育は日本の全7ゴールだけを動画で紹介した。通常は自国代表のチャンスシーンの動画も同時に掲載することが多いが、取り上げるシーンもないほどの完敗だったことを物語っている。
中国のネットユーザーからは「中国中央テレビ(国営テレビ。