2024年9月5日、韓国メディア・ソウル経済は「昨年、札幌を訪れた韓国人観光客は46万7000人で、前年度の7倍近くに増加した」と、読売新聞の報道を引用して伝えた。
記事によると、札幌市の23年度の観光客数は前年比10.9%増の1454万人で、コロナ禍前の19年(1526万人)の95%まで回復した。
こうした韓国人観光客の急増は、北海道と韓国を結ぶ直行便が急速に回復したことが要因だと記事は説明している。
一方、中国人観光客の札幌市内宿泊者は21年度まで1位だったが、昨年は19万2000人だった。今年6月の直行便は156便で、18年6月(304便)の約半分にとどまったという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「日本は韓国人の命を脅かす敵国ではない。仲良くして悪いことは何もないよ」「良識のある日本人、韓国人はお互いを尊重し、過去は認めながらも仲良くしている。今、若者たちが腹を立てているのは、侵略の歴史を正当化する日本の年寄りの政治家たちのことだ」「中国より日本のほうが韓国人の情緒に合う。お互い理解し合って気楽につきあえると思う」「日本の入国審査で、SNSやネットへの投稿内容をチェックして、反日活動をやってる連中はみんな入国禁止にしたらいいと思う」などの声が寄せられている。
一方で「ノージャパンを叫んでいたやつにかぎって日本に行ってる」「反日運動をしながら日本旅行する二重性」「過去を忘れたのか」「これからもノーノージャパンだ」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)