中国のスポーツメディア、直播吧の7日付記事によると、サッカー元中国代表DF姜至鵬(ジアン・ジーポン)はこのほどライブ配信で、2019年12月に行われたE-1サッカー選手権の日本戦での危険なプレーを巡るハーフタイムでの監督とのやり取りについて明らかにした。

問題のプレーは31分。

サイドでの空中戦で飛びあがった姜の左足が、飛び蹴りのような形で橋岡大樹の頭部を直撃。橋岡は頭部を押さえて倒れ込み、姜にはイエローカードが提示された。姜は、試合後のインタビューで「誰かを故意に傷つけようとしたものではない。彼(橋岡)の位置からではボールには届かなかった。私が先にボールに触り、それから彼の頭が私の足に当たった。私が彼の頭を直接蹴った訳じゃない」と弁明した。

中国代表の李鉄(リー・ティエ)監督は「(姜)本人は絶対に故意ではなかったと言っていた」としながらも、問題のプレーが非常に危険であることは間違いないとし、「ピッチ内での暴力は根絶しなければならない」と強調していた。

姜によると、ハーフタイムにロッカールームに戻ると、李監督から、下品な言葉も含めて「クラブチーム(の試合)のつもりで代表でもプレーしているのか?」と大声で怒られたという。

これについて、中国のサッカーファンからは「一発レッドでもおかしくなかった」「大声で怒られて当然」「代表チームから追放されても文句言えないレベルの悪質なプレーだった」「試合にも敗れ、人としても敗れた」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)

サッカー元中国代表DF、19年の橋岡大樹への頭部跳び蹴り「ハーフタイムに監督に怒られた」

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