中国スポーツメディアの懂球帝によると、中国北京市のネット通報センターは6日、8月の1カ月間に4600余りの規則に違反したスポーツ分野の「ファンサークル」アカウントを処分し、30万余りの好ましくない書き込みを整理したことを明らかにした。
同センターは寄せられた通報の典型例として、パリ五輪期間中に一部のネットユーザーが下品であくどい言葉を使って代表選手を攻撃・侮辱するなどしたことを挙げた。
同センターは、市民による違法・有害情報の通報を引き続き歓迎し、市民と共同で晴朗なサイバースペースを守っていくとした。
中国メディアによると、北京市公安当局は8月6日、パリ五輪卓球女子シングルス決勝の陳夢(チェン・モン)対孫穎莎(スン・インシャー)の試合後、SNS・微博(ウェイボー)上で選手らを中傷したとして29歳の女を拘束したことを発表した。ウェイボーの管理者は4日、決勝を巡って「悪意ある推測」や「選手、コーチらへの不合理な攻撃」に関する投稿計1万2000件以上を確認し、300以上のアカウントに対して一時的または永久的な投稿禁止処分を下したことを発表していた。(翻訳・編集/柳川)