中国科学院紫金山天文台によりますと、北京時間5日午前0時39分頃、直径約1.2メートルの小惑星が秒速約20キロメートルの速度で地球の大気圏に突入し、フィリピンの北東約25キロメートルの高度で爆発し、崩壊しました。中国のモニタリングネットワークはこの小惑星に対する初の追跡観測を実施し、小惑星が地球に衝突する位置と時刻を正確に予測することに成功しました。
中国は2018年2月に国際小惑星警報ネットワークに正式メンバーとして加入しました。紫金山天文台にある口径1.04メートルの近傍天体望遠鏡は地球近傍小惑星の観測と警報作業を継続的に行っており、これまでに41個の地球近傍小惑星を発見しました。(提供/CRI)