2024年9月11日、韓国日報は日本メディアの記事を引用し「韓国企業が昨年、主要産業の商品・サービス71品目のうち4品目で世界市場シェア1位を記録した」と伝えた。

記事は「韓国企業はDRAM半導体、NAND型フラッシュメモリ、OLEDパネル、超薄型パネルの4品目で世界1位になった。

4品目とも22年に引き続きサムスン電子が1位だった」「22年と比較すると1位品目数の国別順位は1ランクダウンした。韓国は22年には6品目で1位となり日本と同率3位だったが、昨年は4品目に減り国別順位も4位となった」「1位から陥落した分野はスマートフォンと造船だった。スマートフォンではサムスンが米アップルに押され、造船ではHD現代重工業が中国船舶集団有限公司(CSSC)に押され2位となった」などと説明している。

世界シェア1位の品目が最も多かったのは米国で、スマートフォン、タブレット、電気自動車(EV)など26品目で首位を記録した。後には17品目の中国、10品目の日本が続いた。中国は車用リチウムイオンバッテリーや移動通信インフラ、冷蔵庫・洗濯機などで、日本は自動車やフォトレジストなどでシェア1位を記録したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「まずは、お金に目がくらんで最先端技術を中国に売り渡す人たちから厳しく処罰しないと」「産業スパイを厳しく処罰する法律が必要だ」「法律が弱いから、技術流出のニュースが毎日のように流れる」との声が上がっている。

その他「サムスンの社員が週40時間働いていることを自慢していたけど、数万人が夜通しで開発を進める中国に追いつけるはずがない。韓国はじきに滅びる」「韓国は人口も経済もピークアウトだ」「米国と中国が世界市場を牛耳っている。韓国も企業の足を引っ張る行為をやめ、規制を取っ払うべきだ」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)

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