サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選(3次予選)について、海外ウェブサイトが中国の予選突破の確率を算出した。中国のスポーツメディア・直播吧が12日に報じた。
日本と中国が同居する同予選グループCは2試合を終えた時点で日本が2勝(勝ち点6)で首位に立っており、以下、サウジアラビア(同4)、バーレーン(同3)、インドネシア(同2)、オーストラリア(同1)と続き、中国(同0)が最下位となっている。
特に日本と中国は明暗が分かれている。日本は今月5日の中国戦で7-0と圧勝したのに続き、10日のバーレーン戦も5-0と完勝した。一方の中国は、日本戦に惨敗した後、10日のサウジアラビア戦では先制ゴールを挙げた上に相手の退場で数的有利になるも逆転負けを喫した。
同予選は18チームが3グループに分かれてホーム&アウェーの総当たり戦を行い、各グループ上位2チームがW杯本大会に出場する。また、各グループで3、4位になった計6チームはアジアプレーオフで3チームずつ2グループに分かれて戦い、各グループ1位が本大会に出場。各グループ2位同士が対戦し、勝者が大陸間プレーオフに出場する。
記事によると、海外のサッカー情報サイト・We Global Footballがこのほど、グループCの各チームの最終予選突破の確立を算出した。それによると、中国が1位になる確率は0%、2位になる確率は0.3%と示された。つまり、中国が今予選を突破して本大会に出場する確率は「0.3%」ということになる。
また、3位になる確率は1.6%、4位になる確率は6.3%。アジアプレーオフに出場できる可能性もわずか「7.9%」で、5位(23.1%)または6位(68.7%)となり敗退する確率は「91.8%」だった。
中国のサッカーファンからは「0.3%はもう十分に高い」「0%じゃないとはね」「0.3%なんて買いかぶりすぎですよ」「中国サッカーが恥をかく確率=100%」「W杯の出場枠48じゃ足りない。(中国が出場するには)148はないとね」「中国程度が突破できるほどの大会なら、W杯本大会もつまらないに違いない」「中国なんかが突破したらサッカーに対する侮辱」といった厳しい声が上がっている。
なお、同データでは日本が1位になる確率は94.7%となっており、2位の確率(4.7%)と合わせて予選突破の確率は「99.4%」(プレーオフに回る確率は0.6%、敗退する確率は0%)と驚異的な数値となっている。(翻訳・編集/北田)