中国外交部の8日の定例記者会見で、記者が「東アジア協力関連首脳会議が間もなく開催されるが、中国は現在の東アジア協力についてどのように考えているのか。また、今回の関連首脳会議にどのような期待を寄せているか」と外交部のコメントを求めました。

外交部の毛寧報道官は、「現在、世界は新たな動乱と変革の時代に入っている。東アジア地域は全体として平和的発展の良好な流れを保っているものの、不安定さや不確実性、予測困難な要素が増大している。新たな情勢に直面し、地域の国々や人々は得難い平和と安定をより大切にし、共に発展することを強く望んでおり、団結と協力を通じて、これらの課題に対応する必要がある」と述べました。

毛報道官はさらに、「中国は今年の東アジア協力関連首脳会議のテーマである『ASEAN:連携と強靭性の強化』を支持し、ラオスがASEANの輪番議長国としての役割を果たすこと、またASEAN共同体の建設が新たな進展を遂げることを支持している。中国は、ASEAN諸国や他の地域諸国と共にコンセンサスを構築し、互いの信頼を深め、協力を強化し、こうした協力を通じて、地域および世界の平和と安定、さらには発展と繁栄のために新たな推進力を注ぎ込んでいくことを期待している」と強調しました。

なお、中国は李強首相が9日から12日まで関連首脳会議に出席するほか、ラオスを公式訪問する予定です。(提供/CRI)

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