2024年10月9日、韓国・エクスポーツニュースは、10日に行われる26年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選B組第3戦(韓国対ヨルダン)を前に開かれた記者会見で、ヨルダンメディアから韓国代表のホン・ミョンボ監督に対して「無礼な質問」が飛び出し、会場が騒然となるハプニングがあったと伝えた。
記事によると、ヨルダン国営メディアの記者はホン監督に対し「韓国サッカーの腐敗についてどう思うか」と質問した。
記事は「質問を聞いたヨルダン側の通訳者は困惑した表情を浮かべた」「ヨルダン側の通訳者から出た言葉は明らかに組織の不正や腐敗を意味する言葉で、会場に緊張が走った」「韓国側の通訳者も聞き返すほどで、韓国メディアの記者や大韓サッカー協会関係者も動揺を隠せない様子だった」などと説明している。
ヨルダン記者の質問に対し、ホン監督は「それは競技外の話だ。重要なのは私たちがやらなければならない競技で、私は監督としての役割をきっちり務める」と冷静に回答したが、ヨルダン側の通訳者は会見後に「競技外の話を持ち出すべきではないが、(通訳するのが)私の仕事であるため仕方なかった。ただ、私もあんな話はしたくなかった」と話したという。
記事は「ヨルダンの国営メディアが無礼な質問をした理由は、韓国代表チームを揺さぶろうとする意図があったとみられる」と伝えている。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「ホン氏が裏口から監督に就任したといううわさがヨルダンにまで広まっているということか」「腐敗しているのは事実。協会が腐っているのだから、間違ったことは言っていない」「ホン監督は辞任するべきだ。気分良く楽しむサッカーを戦場にするなんて。サッカーを汚さないでもらいたい」「今からでも遅くない。監督もサッカー協会会長も一新しよう」「ホン氏が監督になってからA代表の試合も見なくなった。どんどん興味が薄れていく」「W杯予選で自国の負けを願うのは人生で初めてだ」「ヨルダン、頑張れ」など冷ややかな声が寄せられている。