台湾・雲林県の資源回収会社で女性作業員が圧縮梱包機の中に転落して死亡する事故があった。複数の台湾メディアが報じた。
報道によると、事故があったのは10日朝。46歳の女性作業員が鉄の棒で圧縮梱包機の中に引っかかった回収物を外そうとしていたところ、誤って中に落下。目撃した関係者がすぐに機械の電源を落としたが間に合わなかったという。
救急隊が駆けつけた際、女性の上半身は原形をとどめないほどに粉砕されており、現場で死亡が確認された。
家族によると、女性は同社で15~16年ほど働いていた。勤務態度は真面目で、同僚との関係も良好だったという。現地当局は同社に操業停止を命じ、事故原因を詳しく調べている。(翻訳・編集/北田)