2024年10月5日、台湾メディアTVBS新聞網は、台湾のネット上で「日本の新幹線で外国人観光客がこれをやると日本人が怒る」というトピックが立ち、議論が繰り広げられたと報じた。

記事は、日本在住の台湾人ライター「魚醤夫婦」さんがこのほどフェイスブック上で、「新幹線の最後列座席の荷物スペースは明らかに座席を予約した乗客専用の空間であるはずなのに、他人の荷物でいっぱいになっていた。

そしてまた外国人がここにスーツケースを置いて行こうとしたので、『ここはこの席を予約した人のスペースだから、荷物は自分の席に持っていってください』と注意すると、相手から『そんなこと、誰が気にする? 私にとってはどうでもいい』と言われた」というあるネットユーザーの書き込みを紹介したことを伝えた。

ネットユーザーが主張しているのは、一部の新幹線車両の最後部座席に設定している「特大荷物スペースつき座席」の問題のようだ。3辺の合計が160~250センチの特大荷物を持ち込む乗客のためのサービスで、事前にこの座席を予約しておけば無料で特大荷物用スペースを利用することができる。

記事は、この書き込みを見た「魚醤夫婦」さんが「これは頭の痛い問題」とした上で、新幹線を運営するJRに対して真剣に問題解決に取り組んでほしいと期待を寄せたことを紹介。あるネットユーザーからは「空席がある場合には車掌が荷物を置けるようにしてくれることもあるが、基本的には最後部の座席を予約した人が優先的に使用できる空間だ」と説明したとしている。

その上で、他のネットユーザーから「私だったら置かれている荷物を全部スペースの外に放りだす」「気にしないって言うんなら、次の駅で外に投げ捨ててやればいい」「こういう輩には思い知らせてやるのが良いことだ」「荷物も自分の指定席まで持って行くのが正しい」といったコメントが寄せられたことを紹介した。(編集・翻訳/川尻)

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