サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終(3次)予選グループCの戦況をめぐり韓国メディアが中国代表を皮肉ったことについて、中国のサッカーファンが反応を示している。
同予選は18チームが3グループに分かれてホーム&アウェーの総当たり戦を行い、各グループ上位2チームがW杯本大会に出場する。
グループCは4試合を終え、日本が3勝1分の勝ち点10で首位。2~4位は勝ち点5で並んでおり、得失点差でオーストラリア、サウジアラビア、バーレーンの順となっている。5、6位も勝ち点3で並んでおり、得失点差でインドネシアが5位、中国が6位になっている。
中国メディアの騰訊網によると、韓国のサッカー専門メディア「442」はこのほど、「中国はアジア2次予選でタイを抑えてなんとか最終予選に進出した。しかし、日本、オーストラリア、サウジアラビアなど競合国と同組に入っており、バーレーンやインドネシアの力も甘く見られない」と評した。
そして、「予想通り、中国はグループ最下位に沈んでおり、3試合で2得点12失点と惨めな結果になっている。先日のインドネシア戦でようやく(最終予選)初勝利を挙げた」とした上で、中国の一部メディアが「次戦のバーレーン戦に勝利すれば、グループ4位に入る確率は90%になる」「バーレーンは日本、サウジ、オーストラリアを相手に勝ち点6を取ることは難しい」と報じたことを取り上げ、「中国メディアはインドネシアに勝利したことで幸せな幻想を見始めた」と皮肉った。
この報道に、中国のネットユーザーからは「韓国メディアに同意する」「これは皮肉ではなく現実」「(グループ4位に入る)確率90%を『幻想』と表現することすら、買いかぶりすぎ」「褒めてくれてありがとう」「韓国メディアは遠慮してるのか?。俺たちは120%不可能だと思っている」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)