2024年10月20日、韓国メディア・韓国経済は「日本で食品価格が急騰し、エンゲル係数が42年ぶりの高水準を記録した」と報じた。

記事は日本経済新聞の報道を引用し、「1~8月のエンゲル係数は28%で、年平均と比較すると1982年以降で最も高い数値となった」「日本のエンゲル係数は家計所得の増加で2000年代までは下落傾向にあったが、10年からは上がっている」と伝えている。

年収別では、1000万~1250万円の世帯のエンゲル係数が25.5%、年収200万円未満の世帯が33.7%となっており、「食費の上昇が低所得世帯に大きく影響した」と説明している。総務省の担当者によると、「野菜、果物、肉類で購入そのものを自制する動きがある」という。

日本の消費者物価は22年のロシア・ウクライナ戦争開始後、円安もあって急騰した。総務省が発表した9月の消費者物価指数によると、米類の価格上昇率は4.7%で、49年ぶりの高水準だったという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国も似たようなもんじゃない?。牛乳価格なんてとんでもないことになってる」「ここはラーメンも食べられない人がいっぱいだよ」「韓国は既に手遅れの状態になってる」「日本はそれでも韓国より物価が安い」「1週間前に日本のスーパーに行ったけど、韓国よりはるかに安かったよ。一体、もとはいくらだったのか。肉なんて買えないよ」「日本の物価を心配している場合か?。韓国も食料品、外食の価格上昇がしゃれにならないくらいなんだが」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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