卓球のWTTチャンピオンズ・モンペリエの女子シングルスで、日本の張本美和(16)がベスト16入りを決めた。
世界ランク7位の張本は23日の1回戦でオーストラリアのリウ・ヤンズー(同37位)と対戦。
中国の卓球ファンからは「美和おめでとう」「美和はすごい」「なんか美和も疲れてる感じだな。今日もギリギリ勝った感じだ」「美和も結構な過密日程だ。ゆっくり休んでほしい」「美和はTリーグを戦ったばかりですぐに参戦してる。しっかり休んで次の試合に備えてほしい」「美和、しっかり休んで次も頑張って」といった声が寄せられている。中国では過密日程による疲労から複数のトップ選手が不調をきたしており、選手のコンディションに注目が集まっている。
また、中国のポータルサイト・騰訊網に掲載された記事は、「大会2日目までで中国と日本の選手はいずれも全勝負けなし」と報じている。日本女子は張本美和のほか、平野美宇(同11位)がルーマニアのサマラに、伊藤美誠(同8位)がドイツのミッテルハムにそれぞれ3-0で勝利しベスト16入り。大藤沙月(同15位)は24日に1回戦を戦う。
一方、中国女子は今大会、女子の世界ランク1~3位を独占している孫穎莎(スン・インシャー)、王曼昱(ワン・マンユー)、陳夢(チェン・モン)が負傷などでそろって欠場しているが、同6位の陳幸同(チェン・シントン)が危なげなく1回戦を勝利した。同4位の王芸迪(ワン・イーディー)、同22位の銭天一(チエン・ティエンイー)、同33位の石洵瑶(シー・シュンヤオ)は24日に試合を控えている。
日本男子は戸上隼輔(男子シングルス世界ランク19位)が韓国のチョ・デソンに3-1で勝利し2回戦へ。