卓球のWTTチャンピオンズ・モンペリエ男子シングルスで、世界ランク9位の中国・林高遠(リン・ガオユエン)が1回戦で敗退した。
24日に行われた初戦でドイツのベネディクト・ドゥダ(同22位)と対戦した林は、第1ゲームこそ奪ったものの第2ゲームを逆に奪い返され、第3、4ゲームはデュースの末に競り負けて1-3(11-8/8-11/12-14/13-15)で敗戦。
中国男子はこのところ世界ランク1位の王楚欽(ワン・チューチン)が出場した大会で相次いで早々に敗退したり、同4位の梁靖崑(リアン・ジンクン)が格下相手にたびたび敗れたりするなど、不安定な戦いが続いている。
中国の卓球ファンからは「お疲れさま!」「第4ゲームは素晴らしい打ち合いだった」「試合に勝ち負けは付きもの」「けが無く試合を終えられたことが何より大切」など励ましの声がある一方、「また負けたのかい」「これでもまだ擁護する人がいるとはな」「これだけチャンスを与えられておきながらそれを活かせないとは」「もう引退しなよ」など厳しい声も少なくなかった。
それでも、「喜んで負ける選手はいない。試合に不確実性はあるもの。彼のファンではないけど、アスリートは批判するのではなく励ましてあげるべきだと思う」とのコメントに最も多くの共感(いいね)が集まっていた。(翻訳・編集/北田)