サッカーの中国スーパーリーグ(1部)は27日、第29節が行われ、北京国安に1-3で敗れた南通支雲は1試合を残しての2部降格が決まった。

中国スポーツメディアの直播吧によると、韓国メディアのスポーツ朝鮮は29日、「中国サッカーは本当に滑稽だ、170億ウォン(約18億9000万円)も費やしたのに降格するクラブ」と題した記事で、南通支雲の降格に言及した。

記事は、韓国のKリーグで激しい残留争いが繰り広げられる中、中国スーパーリーグでも降格するクラブが続々と現れているとし、2016年設立の南通支雲について、「中国メディアによると、今年、補強に9000万元(約170億ウォン)を投じたが、2年連続残留という目標を達成できなかった」と伝えた。

そして、南通支雲の9000万元補強について、中国国内では「金の無駄遣いだ」や「正常な投資だ」など賛否両論で、「2部クラブでも補強に9000万元程度を使う」との声や、「南通支雲が最高の舞台でプレーできたのは夢のようなことだった。皆が団結すれば、昇格するのも時間の問題だろう」との声もあったことを紹介した。

スポーツ朝鮮の報道について、中国のサッカーファンからは「滑稽なのは韓国サッカーの方。昨シーズンのKリーグ王者が(アジアのクラブチームの頂点を決める大会)AFCチャンピオンズリーグエリートで3連敗、勝ち点0」「南通支雲はそもそも1部のレベルではない」「9000万元をいったい何に使ったのか?」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)

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