台湾メディアの三立新聞網は10月31日、元卓球選手の福原愛さんがSNSに投稿した動画に中国のネットユーザーが慌てたと報じた。
記事は福原さんについて、「今年3月に元夫の江宏傑(ジアン・ホンジエ)との裁判を終えた後、活動の重点を中国に移しており、中国のSNS・小紅書(RED)に積極的に進出し、カメラに向かって中国を称賛することも多い」と説明した。
一方で、福原さんが29日に小紅書に投稿した動画に注目。福原さんは「急にあの数えきれないほど何度も家に帰りたくなった夜を思い出した」とつづっており、動画には母親の元に駆け寄って行ったり、母と一緒にランニングしたりする幼少期の福原さんが映っている。
福原さんは「疲れたと感じたら立ち止まろう。少し休んで、また再出発しよう」とも記しており、中国のネットユーザーからは「愛ちゃんが日本に帰っちゃう」「愛ちゃん、どこにも行かないで」「愛ちゃんには幸せになってほしい」など、中国での生活に疲れて実家に帰りたくなったのではないかと心配する声が上がった。
しかし三立新聞網の記事は、「福原愛が母親との動画を投稿したことは、江宏傑との離婚騒動が報じられる中、高齢で病気のため自由に動くことができない母親を江の家に残して一人で日本に帰国したことを思い起こさせる」と言及。「その後の報道では、母親は日本に帰国後、福原愛と会うことや、福原愛と同居することを拒否したと伝えられており、(福原は)『親不孝』との世論が巻き起こった」と伝えている。(翻訳・編集/北田)