2024年11月4日、香港メディア・香港01は、間もなく開かれる広東省珠海市の航空ショーで中国軍の最新戦闘機が初披露される可能性があると報じた。

記事は、中国軍の機関紙「解放軍報」の微博アカウントが4日、翼に海軍創設75周年を示すと思われる「75」の塗装を施した戦闘機の一部画像を掲載したと紹介。

ネット上ではその形状から最新の第5世代戦闘機J-35ではないかとの推測が飛び交っていると伝えた。

そして、今月12~17日に広東省珠海市で開かれる「中国国際航空宇宙博覧会」(珠海航空ショー)でJ-35が初めてお目見えするのではないかという情報が流れ、特に軍事ファンを中心としたネットユーザーの間で期待の声が高まっているとした。

中国軍の最新戦闘機、航空ショーで初披露か―香港メディア
珠海航空ショー2024

また、航空ショーで披露される可能性が高いJ-35の型式について、海軍型は空母の艦載機として最新鋭機器を備えており機密レベルが高いことから、J-20と組み合わせて配備が進むとみられる空軍型のJ-35Aとの予測が出ていると伝えた。

記事は、中国中央テレビ(CCTV)軍事チャンネルの情報として、H-6K爆撃機、J-16戦闘機、J-10C戦闘機、Y-20輸送機、「無偵7」および「無偵10」無人機がすでに航空ショーに備えて珠海に到着し、事前の飛行訓練が行われていると紹介した。一方で、J-35が同航空ショーに登場するという軍や関連メディアから正式な発表があったかどうかについては触れていない。(編集・翻訳/川尻)

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