卓球のWTTチャンピオンズ・フランクフルト女子シングルス1回戦を突破した日本の大藤沙月(20)の実力に、中国の卓球ファンから疑問符が付けられている。
世界ランク11位の大藤は4日、同18位のフランスのユエン・ジアナン(39)と対戦。
大藤は10月のWTTチャンピオンズ・モンペリエ女子シングルスで負傷の早田に代わって出場すると、いきなり優勝する快挙を成し遂げ、卓球王国・中国でも大きな注目を集める存在になった。
そんな大藤の初戦について、中国の卓球ファンからは「ちょっとひどい試合だった」「勝ちはしたが、大藤のパフォーマンスは先週とは大違いだ」「どちらもサービスエースを食らいすぎで笑った」「エース食らいすぎでどっちもおなかいっぱい」「サーブしかできないのか。打ち合いはてんで駄目だな」「ユエン・ジアナンは第5ゲームで集中が切れたか」「大藤は張本美和ほど脅威じゃない。いい試合をしたかと思えば、とんでもない試合もする」といった声が上がった。
一方で、「国際大会の経験が不足しているから仕方がない」「この年代では勝って自信を付けることが大事」「いうほど悪くなかったと思う」など、擁護する声も寄せられている。
なお、大藤は2回戦で、韓国のチョン・ジヒ(同17位)を破って勝ち上がってきたフランスのパバド(同20位)と対戦する。(翻訳・編集/北田)