第7回中国国際輸入博覧会(輸入博)が5日から10日まで上海で開催されている。東芝中国法人の仲秋(ジョン・チウ)副総裁は会期中の取材に対し、「カーボンニュートラルと半導体がこれから東芝が中国で重点として注目する二つの大きな方向性だ」と述べた。

仲副総裁は、「『人と、地球の、明日のために。』が東芝の経営理念だ。これは中国の『ダブル炭素』(CO2排出量ピークアウト・カーボンニュートラル)の目標とよく合致する。7回連続で輸入博に参加した『古い友人』として、東芝は今回、地熱発電設備、バーチャルパワープラント(VPP)、気象レーダの観測データ解析技術など複数の画期的ソリューションを出展し、その中には『グリーン・持続可能』の特徴が貫かれている」と述べた。

仲副総裁は、「ここ数年に中国が対外開放を拡大するために取った一連の措置に注目しており、東芝はこのチャンスを着実につかんで自社のトランスフォーメーションと結び付けているところだ」と述べ、具体的な例として、エネルギーと半導体の分野で対中投資を持続的に拡大していること、中国で協力パートナーを積極的に探していることを挙げた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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