石破茂首相がX(旧ツイッター)に投稿した写真に、中国のネットユーザーから反響が寄せられている。
石破首相は9日、防衛省・自衛隊70周年記念観閲式の際に撮影した写真をXに複数枚投稿し、「会食では全国の陸自駐屯地から選りすぐったおいしいメニューをいただきました」などとつづった。
しかし、フェニックステレビの東京駐在記者である李淼(リー・ミャオ)氏は石破首相や男性職員が立っている前で女性職員全員が膝をついている記念写真をピックアップし、「日本には畳文化があるため、ひざまずくのは確かに日本人の生活様式ではあるが…外国人が見たら違和感を覚えるだろう」とコメントした。
中国では「膝の下には金(きん)がある」と言われるほど膝を地面につくことは大ごとととらえられる。中国のネットユーザーからは「『日本人の生活様式』というならなぜ石破茂氏は膝をつかない?」「なぜ女性だけが膝をついているのか」「男女共に膝をついていれば文化と言えるだろうがこれは…」「間違いなく男尊女卑」「国連がまた大騒ぎするぞ」などの声が上がった。
また、「もし中国なら大バッシング」「おそらく中国人が一番違和感を覚えるだろう。欧米人も割と普通にやる」「(バレーボールで女子選手だけが前列で膝をついている写真をアップし)米国人もこんな感じ」などのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)
防衛省・自衛隊70周年記念観閲式 部隊の観閲を行い、会食では全国の陸自駐屯地から選りすぐった美味しいメニューをいただきました。
— 石破茂 (@shigeruishiba) November 9, 2024
森下陸上幕僚長は、24年前、石破防衛政務次官(今の政務官)の副官でした。 pic.twitter.com/v97vIb2T5F