2024年12月5日、韓国・SBSビズなどは、ファウンドリ(半導体受託生産)世界トップの台湾TSMCと、2位のサムスン電子のシェア格差がさらに広がったと伝えた。
市場リサーチの「TrendForce」によると、7~9月期のTSMCのファウンドリ市場シェアは64.9%で、前四半期より2.6ポイント上昇した。
世界のファウンドリ上位10社の7~9月期売上高は総額348億6900万ドル(約5兆2320億円)で、前四半期(319億6200万ドル)より9.1%増加した。しかし、サムスン電子の売上高は12.4%減の33億5700万ドルとなった。TSMCは13.0%増の235億2700万ドルを記録している。
3位の中国SMICは7~9月期にシェア6.0%を記録し、サムスンとの差を縮めている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「サムスン、終わったな」「李健熙(イ・ゴンヒ)という傑出した経営者の頃は良かったね」「革新をせずマンネリズムに陥ったサムスン。従業員もチャレンジ精神を失い賃上げ要求と労組闘争ばかり。他の企業に負けて当然だ」「1位が65%、2位が9%じゃ、2位とは認められない。『1位とその他』だよ。おまけにサムスンは自分たちで消費する分を含めて9%だ」「9%しかないんじゃ、もう売却しちゃえば」「韓国のソニー、サムスンも結局、ソニーのように消えていくのか」など、冷ややかなコメントが多く寄せられている。
一方で、「技術力では確実にサムスンが優位。