台湾メディアの民視新聞網は11日、「日本にまで恥をさらした!」と題し、東京で台湾人の容疑者が逮捕された事件を伝えた。

NHKなどによると、警視庁は11月20日、特殊詐欺の現金引き出し役をしたとして19歳の台湾人の容疑者を逮捕した。

この台湾人は同月18日に入国し、別の人物からキャッシュカードや通帳などを受け取った上で、新宿区の銀行ATMから196万円を引き出した窃盗の疑いが持たれている。

同容疑者は、「台湾にいる知人から、手伝ってほしい仕事が日本にあると勧められた。悪いことだと気付いていたが、個人情報などを送って脅されていたので断れなかった」などと供述したという。

民視新聞網の記事は「台湾では詐欺が相次いでいるが、いまや日本に『輸出』しているのか?」と断じた。(翻訳・編集/北田)

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