台湾メディアのTVBS新聞網は11日付記事で、日本のX(旧ツイッター)上でこのほど、「今治タオル」で有名な愛媛県今治市の「タオル美術館」で売られているタオルが中国製だったとする投稿が話題になっていると伝えた。

投稿主によると、ある人が今治のお土産にもらったタオル美術館のタオルが中国製だった。入館料も取っており、すっかり今治タオルの美術館だと信じて買ったようだという。

投稿主は、このタオル美術館についてさまざまな情報から分かったこととして、「今治タオルとは何の関係も無い小売店であり、全国に沢山の店舗を展開している」「過去に今治タオル協会と揉めており、タオル美術館で今治タオルは売ることはできないことになっている」「しかし、タオル美術館のサイトには『今治で鍛えられた技術力』という文言が明記されており、消費者は今治名産のタオルだと誤解してしまう恐れがある」と記した。

今治のタオル美術館で売っているタオルは中国製、Xの投稿が話題にー台湾メディア
タオル美術館

TVBS新聞網は、記事執筆時点でこの投稿の表示回数が950万回を超え、「いいね」の数も4万を超えていることを紹介し、投稿を見た人から「紛らわしい」との声のほか、この美術館は地元企業が運営しているもので「今治タオル」とは無関係だと説明する声や、「今治タオル」には認定マークがあるのでそのマークを目印に買うと良いとの声などが寄せられたと伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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