山口県下関市の市立しものせき水族館「海響館」で飼育されているマンボウが、中国でも注目を集めている。
同館は昨年12月1日から改修工事のため休館しており、今夏に再開館する予定。ところが、館内で飼育されているマンボウが休館直後から体調不良になり、好物だったクラゲも食べなくなった。スタッフにも原因が分からず苦慮していたところ、あるスタッフから「来館者がいなくなって寂しいのではないか」との意見が出たのだという。
「そんなわけないと99%思っていた」というが、飼育されているマンボウは好奇心旺盛だったことからいちるの望みをかけて水槽の前にスタッフの制服やフリー素材の顔写真などを並べたところ、翌日から体調が回復していったという。

日本のSNS上で注目を集めた話題だが、中国メディアの看看新聞などがこの出来事を取り上げると中国でも関心を呼び、SNS・微博(ウェイボー)では一時トレンド2位に浮上した。
中国のネットユーザーからは「面白いな」「はははは、かわいい」「寂しかったんだ」「仕事好きなマンボウ(笑)」「魚も寂しさに耐えられないとは」「見抜いた飼育員さんは愛があるね」「(水族館で)人が魚を見ていると同時に、魚も人を見てるんだな(笑)」「クラゲだけが傷つく結果に」「魚も人も同じだ。人に見られることとパートナーがいることが、うつ病に対する良薬」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
\\休館中のマンボウの様子をお届けします!!!//
— しものせき水族館「海響館」公式 (@shimonoseki_aq) January 3, 2025
マンボウの様子が気になる方も多いのではないでしょうか。
実は・・・!?
(コメントに続く) pic.twitter.com/SXEtgk304M