中国メディアによると、中国で29日の春節(旧正月)に合わせて公開された映画の初日興行収入ランキングが発表され、国産アニメ映画「哪吒之魔童閙海(哪吒2)」が4億8600万元(約102億円)でトップとなった。
「哪吒之魔童閙海」は、2019年に空前の大ヒットを記録した「哪吒之魔童降世」の5年半ぶりとなる続編だ。
中国メディアの紅星新聞は30日、今作について、東海竜王、南海竜王(敖欽)、西海竜王(敖閏)、北海竜王(敖順)の「四海竜王」など魅力的な新キャラクターが人々の話題をさらっていると紹介し、デザインを担当した申威(シェン・ウェイ)氏のインタビューを掲載した。
申氏によると、キャラクターデザインは「綿密かつ慎重な作業」であり、「継続的なひっくり返しと再構築のプロセス」や「何十回、何百回もの修正」を経た上で完成する。監督の餃子(ジャオズ)氏からは「失敗してもいいから、制限を打ち破って大胆に挑戦してほしい」と声をかけられ、「これほど大きな空間と舞台で自分のやりたいようにさせてくれる監督にようやく出会えた」と興奮したという。(翻訳・編集/柳川)