中国のアニメ映画『哪吒之魔童閙海(Ne Zha /ナタ2)』は6日午後4時までに興行収入が60億元(約1300億円)を超え、2021年公開の『長津湖』が樹立した57億7500万元(約1200億円)を更新し、中国映画史上の興行収入第1位に踊り出ました。
ナタは『西遊記』や『封神演義』などに登場する子供の姿の英雄です。
5年前、『ナタ~魔童降臨~』は見事な興行収入で中国映画市場を震撼させ、中国映画史の興収上位5位にランクインし、中国のアニメ映画史に輝かしい一ページを刻みました。5年後、『ナタ2』が再び春節期間の映画市場を盛り上げて、わずか7日間で興行収入が50億元(約1050億円)を超え、今年の春節期間の映画興行収入の半分を占めました。
『ナタ2』の興行収入は、旧正月の1日から7日まで(1月29日-2月4日)の春節連休中に急上昇を続けており、当初65億8000万元(約1380億円)に達すると予測されていましたが、その予測が繰り返し上方修正されてきました。チケット販売プラットフォームのデータによると、現在では90億元(約1900億円)の大台を超える見通しです。
『ナタ2』の海外公開は、オーストラリアが2月13日、北米が2月14日に予定されています。2月4日、『ナタ2』の予告編がニューヨークのタイムズスクエアの巨大スクリーンで放映され、米国の映像作品のデータベースであるIMDBでは公開前から8.1点という高い評価を得ています。ニューヨークの一部の映画館では、チケットが完売したとの報道があります。(提供/CRI)