2025年2月16日、韓国・ヘラルド経済は「世界市場で圧倒的1位の座に就いていたサムスン電子のフォルダブルフォン(折りたたみスマホ)だが、中国での販売順位が最下位に墜落した」と伝えた。
市場調査の「IDC China」によると、昨年10~12月期の中国折りたたみスマホ市場は、HUAWEI(ファーウェイ)がシェア48.6%で圧倒的1位となった。
サムスンのスマートフォンは世界最大市場である中国で苦戦しており、シェアは0~1%水準。そうした状況でも、折りたたみスマホは中国より圧倒的優位にあると評されてきた。記事は「衝撃的な集計結果だ」とし、「サムスン製品をコピーしてきた中国に完全にやられた」「中国は予想以上に早く技術力でサムスンに追い付き、中国人による『愛国消費』も大きく影響した」と伝えている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「中国でのシェアが落ちたのは一日二日のことじゃないし、中国政府が愛国消費をあおってるんだから、こうなって当然」「中国市場は期待するだけ無駄」「もともと中国ではサムスンのスマホは売れてない」「産業スパイは厳罰に処すべき」「技術を盗まれても何もできないからこうなる。国が滅びるぞ」といった声が寄せられている。
また、「まだまだサムスンの品質の方がはるかに上だ」「サムスン、ファイト!」といったコメントも多く見られた。(翻訳・編集/麻江)