春はバードウォッチングに絶好の季節です。中国では今年、撮影好きなバードウォッチング愛好家の間で、「鳥打ち(バードハンティング)」という新語が流行しています。
北京市玉淵潭公園にある西湖南岸の岸辺では朝8時、バードウォッチング愛好家らがすでに各種の三脚やレンズをセッティングして待ち構えていました。鳥が飛んだり、餌を探したり、ジャンプしたりする動きをするたびに、「カシャッカシャッ」とシャッター音が飛び交います。
「鳥打ち」愛好家の中には、多くの若者もいます。中国南部福建省明渓県にある16人の「鳥打ち」グループの半数以上が若者です。若者らによると、「鳥打ち」は娯楽だけでなく、技術と忍耐力を鍛えることができ、その過程で自然を探求し、友達と出会うことができるので、すでに新しいレジャーになっているとのことです。
データによると、2018年から2023年にかけて、国内のバードウォッチング愛好家の数は14万人から34万人に増加し、伸び幅は142.9%に達したとのことです。(提供/CRI)