2025年4月25日、韓国・YTNによると、忠清北(チュンチョンブク)道・忠州(チュンジュ)で開催された障害者スポーツ大会で、参加者に配布された弁当に「粗末すぎる」と批判の声が殺到している。

忠州市障害者体育会などによると、24日に「忠北障害者道民体育大会」開幕式が行われ、選手と関係者約1400人が参加した。一部の選手らに1人当たり1万2000ウォン(約1200円)相当の弁当が配られたが、「値段に対して内容が粗末だ」として物議を醸した。

弁当は忠州市内の業者が用意したものだが、写真を見ると中身は青とうがらし、キムチ、えごまの葉の漬け物などしかない。選手や関係者から抗議の声が相次いだことを受け、この業者は「弁当の納品数が集中したため、準備が至らなかった」と非を認めて謝罪。弁当代は半額(材料費水準)のみ受け取るとした。

関係者によると、この弁当が配られた選手らには現場で飲み物や間食が追加で提供されたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「ふざけてるのか?誰かが予算を横領してるだろ。法的に責任を問うべき」「こんな弁当じゃ6000ウォンでも高い」「肉類が入ってない。ウィンナーくらい簡単に入れられるだろうに」「原価は1000ウォンくらいじゃない?」「粗末とかいう問題じゃない。どれだけ中間搾取されたかを調べないと」「韓国は詐欺師の天国」など、批判のコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)

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