中国国家データ局の関係者は29日、正式発表された「全国データ資源調査報告書(2024年)」に関連して、中国でデータ資源は極めて大量であり中でも新興産業のデータが新たな成長を促進していると説明しました。
2024年には中国でのデータ作成量が累計41.06ゼタバイト(1ゼタバイトは1兆ギガバイト)に達しました。
報告書によると、経済規模の大きな省(自治区・直轄市)は大量のデータ資源を擁する地域でもあることが分かりました。2024年には広東省、江蘇省、山東省、浙江省、河南省、四川省の6省で作成されたデータ総量が全国の6割近くの57.45%を占めました。業種別では製造業、金融、交通物流業界の順で、作成されたデータ量が上位3位でした。
2024年には業界を代表する企業の中で、データを購入した企業は66.1%を占めました。AI大規模言語モデル(LLM)を利用した企業数は前年比で37%以上増え、LLMを開発、生産、販売などに利用した企業が全体の約10%に達したとのことです。(提供/CRI)