中国メディアの鳳凰週刊は16日、「公園で20分過ごせば心身のコンディションが良くなる」という「公園20分効果」をめぐり、暑すぎて公園に癒やしを求められなくなった中国の中間層がエアコンの効いた商業施設を「救いの場」としていることを伝えた。

記事によると、スーパーマーケットのサムズ・クラブで今最も長い列ができているのは美容機器のコーナーだ。

スポーツ用品店のデカトロンでは「午後5時になると突入してくる大人たちに子どもが目を丸くする」といい、記事は「われ先にとカーボンロードバイクにまたがる彼らは狭い通路を走った後、生き生きとした様子で帰っていく」と伝えた。

一方、家具大手のイケアは「中間層のベッドルーム」になっていて、睡眠の質にこだわりのある人はアイマスクまで持参するそうだ。

記事は他にも、スーパーの試食コーナーのにぎわいぶりを紹介。また、「スーパー20分効果」について最も盛り上がっているのは、スーパーをカップルが互いの食べ物に対する好みや消費スタイルなどを確認する「検査ツール」とする話題だとも伝えた。(翻訳・編集/野谷)

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