陝西省文物局によると、秦始皇帝陵博物院は5日、今年1000万人目となる来場者を迎え、年間来場者数が過去最多を更新した。この数字は、秦文化には永続的魅力があることや博物院の国際的影響力が日に日に高まっていることを裏付けている。
来場者が増加し続けているのを受けて、博物院は多様な措置を次々と打ち出し、サービスを向上させている。例えば、今年の春節(旧正月)連休やメーデー連休、夏休み、国慶節連休などに合わせて、入場券を累計で51万枚増やしたほか、営業時間を計101時間延長した。また、時間帯ごとの予約や時間帯の拡大といった革新的な管理スタイルを導入することによって、来場者の見学体験を効果的に向上させた。
外国人観光客向けのサービス能力の顕著な向上が外国人観光客の受け入れ数の急速な増加をけん引している。1~10月に来場した外国人の数は前年同期比71%増の延べ57万7000人だった。2024年3月から外国人も予約できるようになったプラットフォームを通して延べ9万2000人が予約した。同プラットフォームは24言語、34通貨対応で、39カ国・地域をカバーしている。また、航空券やホテルといった関連の予約もけん引されて45万2200件に達し、「一つのプラットフォームを通して世界中の人が予約」を実現した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)











