国務院報道弁公室が11月10日に開いた記者会見で、中国工業・情報化部計画司の姚珺(ヤオ・チュン)司長は「産業用ロボットと人型ロボットの工場導入を推進していく」と明らかにした。人民網が伝えた。

姚司長は「新技術・新製品の大規模応用を実現する上で、応用シーンは極めて重要なけん引的役割を果たしている。次の段階として、当部は『5G+』『AI(人工知能)+』『ロボット+』『インダストリアル・インターネット+』『北斗+』などの重点分野における応用シーンの育成を加速させる」と述べた。

「ロボット+」の応用シーンについて、同部は「ロボット+」応用行動をさらに推進し、ロボットの応用の深さと幅を拡大する方針だ。産業用ロボットと人型ロボットを工場に導入し、まずは溶接、組立、塗装、搬送などの細分化された工程で実用化を進める。また、鉱業、民間用爆発物、緊急対応といった複雑で過酷な生産環境を中心にロボット製品の普及を図り、危険・劣悪環境下でのスマート作業レベルの向上を目指すとしている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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