内モンゴル自治区エネルギー局によると、10月末時点で自治区内の新エネルギー発電設備容量は前年同期比35%増の1億5000万キロワット(kW)に達し、中国国内で上位を占めている。中国新聞社が伝えた。

10月末時点の風力発電の設備容量は前年同期比23%増の9741万kW、太陽光発電は同66%増の5212万kW、バイオマス発電所は57万kW。消費構造では、現地で消費される新エネルギープロジェクトが約1億2000万kW、外部送電向けが約3000万kWとなっている。

同自治区の経済学者・蓋志毅(ガイ・ジーイー)氏は、「中国有数のエネルギー供給地域として、内モンゴル自治区の新エネルギー発電設備容量が1億5000万kWを突破したことは、エネルギートランスフォーメーションの道における重要な節目だ。グリーン電力の優位性を活かし、新エネルギー設備製造、グリーン演算能力、グリーン水素などの新産業集積を促進し、質の高い経済発展を推進することができる」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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