女性用下着メーカーのトリンプが12月31日をもって中国本土での事業を終了すると発表しました。同ブランドは中国で30年以上事業を展開しており、撤退が注目を集めています。
トリンプの中国子会社は21日、中国事業を終了し、オンラインとオフラインの販売チャネルを12月から順次停止すると発表しました。中国各地の百貨店やショッピングモールではトリンプの売り場撤退が始まっており、在庫処分セールも行われています。販売員によると、近年は客足が減少し、売り上げも伸び悩んでいたといいます。
1886年にドイツで設立され、スイスに本社を置くトリンプは世界的に知られる下着メーカーで、1979年に中国で委託加工を開始し、海外ブランドの中でも早い段階で中国市場に関わってきました。1992年に中国で製造会社を設立し、2008年に本格的に中国の小売市場へ進出しました。
しかし、近年は国産下着メーカーの台頭で競争が激化し、価格帯の高さも課題となっていました。トリンプはミドルハイブランドに位置付けられ、天猫(Tmall)の公式旗艦店では基本モデルが200~500元(約4400~1万1000円)で、高価格帯では1000元(約2万2000円)を超える商品もあります。
このニュースは中国のネット上でも話題となり、「初めて買ったワイヤー入りブラはトリンプの商品だった」「下着の入門ブランドだった」などトリンプへの思い出を語る声が寄せられ、長年親しまれたブランドの撤退に惜しむ声が広がっています。(提供/CRI)











