広州市委員会外事活動委員会弁公室はこのほど、「広州市の公共の場における英語表記に関する規範」(2025版)を発表した。広州日報が伝えた。

広州で生活したり、観光に来たりする外国人が日に日に増える中、外交人との交流の必要性の高まりに合わせて、「規範」は2022版を系統的にアップデート。都市の言語環境をさらに最適化し、公共の表示のガイドラインをより明確に、分かりやすくしている。

注目すべきは、「規範」には広州の「文化的遺伝子」がしっかりと組み込まれており、公共交通機関や文化観光・娯楽、飲食・宿泊といったシーンにおいて、道路、定番の広東料理、特色ある観光スポットなどの英語表示の規範を系統的に補充している点だ。例えば、広東料理の定番「叉焼(チャーシュー)」の英語表記は広東語の発音をベースにした「CharSiu」に統一。餛飩(ワンタン)は「Wonton」と表記されることになった。

100年以上の歴史を誇る老舗の店名の英語表記については、中国語のローマ字表記「ピンイン」による表記を正式名称とした上で、英語でその性質、商品を説明するとしている。例えば、広東料理の老舗「陶陶居」は「TaoTaoJuRestaurant」と訳すべきとされている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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