中国メディアの環球時報によると、インディア・トゥデイはこのほど、「中国はいかにしてロボット軍団を駆使して世界最大の鉄道駅をわずか38カ月で完成させたか」とする記事を掲載した。

記事はまず、トランプ米大統領の訪中に同行した実業家のイーロン・マスク氏がこのほど、世界最大の駅である重慶東駅を紹介した動画をSNSに投稿したことに触れた。

そして、2025年6月に開業した重慶東駅について、「多くの国が大規模プロジェクトの実現に何十年も苦労する中、中国はこの巨大な122万平方メートルの駅をわずか38カ月で完成させた」と紹介した。

重慶市については「中国西部の活力に満ちた経済都市の一つで、長江経済ベルトと一帯一路構想の合流地点という戦略的な位置にあり、中国内陸部にとって重要な物流・貿易拠点としての役割を果たしている」とし、「高速鉄道網は、人的往来だけでなく、産業を沿海地域の市場や国内のサプライチェーン、国際貿易ルートと結び付ける上で非常に重要だ」と伝えた。

記事によると、地形が険しく夏場の気温がしばしば40度を超えるという厳しい環境下で行われた重慶東駅の建設を主導したのが「ロボット軍団」だ。レーザー光を照射しその反射光を計測し対象物までの距離や空間の3D形状を正確に把握するセンシング技術のLiDAR(ライダー)やAI(人工知能)、5G(第5世代移動通信システム)を搭載したレーザー誘導式4輪スクリードロボットが人間の3倍の速さでミリメートル単位の精度でコンクリートのレベル出しを行い、人件費を40%削減した。ガラス設置ロボットが重さ800キロのパネルを安全かつ正確に扱い、設置速度を3倍に向上させ、事故リスクを90%削減した。全方向溶接ロボットと24時間365日巡回するロボットが過酷な環境下でも効率性を高め、危険を軽減し、品質を維持した。

記事は「中国の広大な高速鉄道網の一部である重慶東駅は、驚異的なロボット軍団や施工速度といった要素を超えて、世界の多くの国がいまだに追いつけない規模で産業への野心を現実のものとする中国の長期的な能力を反映している」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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