2026年1-4月の主要経済データが相次いで発表された。データを全体的に見てみると、中国は現在、優れた製品を数多く輸出しており、その分野は主にハイテク産業に集中していることが分かる。

データを見ると、1-4月の中国のハイテク製品輸出額は前年同期比で27.6%増加し、増加率は輸出額全体の増加率を大きく上回り、輸出総額に占める割合は27.9%に達した。2025年のハイテク製品の輸出増加率は13.2%だった。

「新三種の神器」製品の輸出が急増

税関総署によると、1-4月に新三種の神器(電気自動車、リチウム電池、太陽電池)製品の輸出額合計が前年同期比で50.1%増加し、5300億元(約12兆1900億円)に迫った。25年全体で同製品輸出額合計は1兆2800億元(約29兆4400億円)に上り、増加率は27.1%だった。

中国国家統計局の報道官を務める付凌暉(フー・リンフイ)チーフエコノミストは記者会見で、「『新三種の神器』製品の輸出が急速に増加している。中国ブランドの電気自動車、家庭用太陽光発電・蓄電設備などが世界各地にますます多く出回るようになり、中国ハイテク製品がグローバル市場でファンを増やし続けている」と述べた。

具体的に見ると、電気自動車の輸出額が同68.1%増、リチウム電池が同43.2%増、太陽電池が同31.3%増だった。

このほか、産業用ロボットの輸出額は同30%増、自動操縦航空機は同35.3%増、集積回路は同78.3%増、3Dプリンターは同110.4%増だった。

付報道官は、「世界でエネルギーモデルが転換し、人工知能(AI)が加速度的に発展する背景の中で、中国はグリーン製品やデジタル製品などの輸出を積極的に開拓し、発展させ、世界経済の発展を力強く支えた」と説明した。

中国国産光ファイバー、光モジュールの受注が大幅増加

人工知能(AI)と各分野との幅広く深い融合が進むにつれ、世界の演算能力需要が急速に増加し、中国製光ファイバー・光ケーブルや光モジュールなどの製品が世界で好調な売れ行きを示すようになった。

中国中央テレビ(CCTV)財経チャンネルの報道によると、光ファイバー・光ケーブルと光モジュールの第1四半期(1-3月)の輸出量は前年同期比増加率がどちらも2桁に達し、28年まで受注がいっぱいというメーカーも多い。

「中国の優れた製品」が世界でファンを増やし続けるワケは?―中国メディア
スペイン・バルセロナで開催されたモバイル・ワールド・コングレスに出展された長飛光繊光纜製造の光ファイバー複合超高圧海底ケーブル

業界のまとめた統計によると、26年に海外で新たに設立された演算能力センターの年間投資規模は4兆2000億元(約96兆6000億円)に達する見込みで、中国国内の光ケーブルメーカーの多くが海外での事業展開を加速させている。

これと同時に、光信号と電気信号の変換に必要な光モジュールの輸出規模も増加を続けている。

光通信産業市場調査機関のライトカウンティングによると、中国の光モジュールメーカーのシェアを合わせると世界で60%以上を占める。

付報道官は、「年初以来、中国は国内外の環境の複雑さや変化に直面しながら、各地の状況に合わせて適切な措置を取り、新たな質の生産力を発展させ、科学技術イノベーションと産業イノベーションの深い融合をより踏み込んで推進している。中国のハイテク産業の発展状況は好調で、経済の質の高い発展に力強い原動力を注ぎ込んでいる」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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